こんばんは。
今日は初めてのルアーづくりの中でも、木材を削ってルアーの形をつくる過程で苦労したことを書いていこうと思います。
まず僕はふつうの人とは少しスタートラインが違うかもしれません。
丸太からのスタートです。
これを最初はナタで約3センチ四方に割ってました。
ナタで割るのは楽で時間もかかりませんが、どうしても切り口が曲がります。
キレイな四角形にはなりません。精度がかなり低いです。
しかしノコで切るのもかなりきつい。
糸のこ盤がほしくなりました。絶対作業効率も精度もあがると思います。
そして角材をハンドソーで半分に切ります。
ここが難しい。
ノコって意外と真っ直ぐ引けない。
切り口が曲がります。
そして、最初に刃を入れる側の切り口が広く、デコボコになります。
この曲がりやデコボコがあとで左右対称を目指す過程やワイヤー、オモリをいれて貼り合わせる過程でめっちゃネックになります。
半分になった木材をいったん木工ボンドで貼り合わせて、小刀で削っていきます。
木工ボンドの量は削る過程で剥がれない最少の量にした方がいいです。
貫通ワイヤー入れるために割るときにめちゃくちゃ苦労しますし、せっかくきれいにしたルアーに傷が入ってしまいます。
貫通ワイヤーに糸鉛を巻いて重さを調整して、ルアーに埋め込み、エポキシ接着剤で貼り合わせます。
今回はここでも失敗しました。
接着剤の硬化時間を説明書もよく読まず、少なく見積もって固定するための輪ゴムを早く外してしまって隙間があきました。
これはパテで無理やり埋めて先に進みました。
強度的には大丈夫じゃないかもしれませんが、とりあえず使ってみます。
壊れたらここの接着は、しっかりしないといけないということで次からこの作業の本気度が上がります。
貼り合わせたら表面をサンドペーパーで磨いていきます。
#60から#180までかけましたが、もう一つ細かい番手までかけた方がいいかもしれません。
塗装の見栄えが全然違います。
磨き終わったら塗装へと進んでいきます。
塗装については前回の記事をご覧ください。
今回の木材の成型で見えた課題は「道具の扱いの精度」ですね。
木材に引く線の制度と小刀、ノコの操作の精度は全体のバランスに直結してきます。
丸太をナタで割るのもこれが最後でしょう。
ノコ引きもうまくならねば。
こればっかりは数こなすしかないだろうな。
精進します。
次の作るルアーはとにかく精度をあげること。
そしてエラなどをかっこよく彫刻することにもチャレンジしてみようと思います。
ウエイトのバランスもいい感じを見つけたいですね。
それでは!